ガリレオは、「それでも地球は動いている」という言葉を残したイタリアの天文学者、物理学者、哲学者である。既存の常識であっても、彼は科学的検証や調査研究を地道に行うことでそれを覆し、真実に到達した。
学問に対する彼の姿勢や残した功績は、これから学問を志す人の確固とした道標になると思ったことと、行橋市の図書館等に設置した際、そのテーマが市民の皆様に明快に伝わると判断したことを併せてガリレオ・ガリレイを提案した。右手に持つ球体と像の視線は、既存の常識にとらわれず真実を求めるガリレオの強い意志を象徴し、左手に抱える本は求める真実に迫るために必要な知識、知性を象徴している。